もし、あなたが『ゴミ拾い』と聞いて、ただ道端に散らかるゴミを拾うイメージを持っているのなら、それはまだ一面的な考え方です。
実は、ゴミ拾いはただ単に環境美化やボランティア活動に参加するだけのものではありません。それは、現代社会において、実際にお金を稼ぐ方法として注目されているのです。
今回は、ゴミ拾いで稼ぐ方法を紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ゴミ拾いでの稼ぎ方一覧
- レアなゴミを収集して販売する
- 地域のゴミ拾いイベントに参加する
- ゴミをリサイクルする
- ゴミ袋の回収・処分業者として働く
【注意！】ゴミ拾いで稼ぐ際の注意点
ごみ拾いでお金を稼ぐ方法はありますが、ごみの販売や収集には法律や条例での規制があるため、注意が必要です。一部のゴミは販売が禁止されており、違法に販売することは犯罪になります。
また、自治体やNPO団体が主催するゴミ拾いイベントに参加する場合は、その規約に従って行動することが大切です。
ゴミ拾いで稼ぐ前の法律等の注意点を確認したい場合はこちらのサイトが参考になります。
安全にゴミ拾いを行い、地域貢献をしながらお金を稼ぐ方法について、以下で紹介します。
【厳選1】レアなゴミを収集して販売する
「レアなゴミを収集して販売する」方法は、ゴミ拾いの中でもちょっと変わった方法です。
一見すると、ゴミ袋に詰めて捨てられているものが、なぜ「レア」なのか疑問に思うかもしれませんが、実は古物やコレクションアイテムとして価値があるものが、時に捨てられることがあります。
例えば、古いコインや切手、漫画や絵本、古いレコードやCD、骨董品などが該当します。これらを見つけた場合、オークションサイトやネットショップを活用して販売することができます。
まだ家庭に眠っている中古品は経産省の調べでは7.6兆円と推定されています。
ただし、これらのアイテムの価値を正確に評価し、どのように販売するかを考えることが重要です。
また、捨てる前に一度インターネットで検索して、価値があるものを見つけることもできます。ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトに出品して、思わぬ高値で売れたという話もあります。
ただし、これは一部のレアなアイテムに限られるため、その他の一般的なゴミに関しては、収益を得ることは難しいかもしれません。
一般的なレアなおもちゃなどは【メルカリ】などで売る方が楽で買い手も多いですが、食器や壺、絵や掛け軸などの骨董品に該当するものは【バイセル】などの骨董品屋さんに販売した方が高値が付きますし楽です。
特にゴミ拾いの際には骨董品に該当するものが手に入ることも多いので普段使うフリマアプリなどとは違う販売経路を試すのが少しでも収益を増やす近道です。
【厳選2】ゴミ雑誌や古本をかき集めて買取に出す
マンガや雑誌、古本は再販やリサイクルを通じて収益を生む王道アイテムの一つです。
本や雑誌の紙類は綺麗な状態でも捨ててしまう人は多いので、それを譲り受けたりすることで自分の商品として再販することができます。
ゴミに見える古い本も、実はお金に変わる可能性を秘めています。誰かが読まなくなった本、家に眠っている古本を有効活用し、少しでもお金に変えてみましょう。
【厳選3】地域のゴミ拾いイベントに参加する
地域のゴミ拾いイベントに参加することは、地域社会への貢献と共に、報酬を得ることができる方法の一つです。自治体やNPO団体が主催するゴミ拾いイベントは、地域の清掃活動に貢献するために開催されます。このようなイベントに参加することで、道路や公園などの公共スペースをきれいにすることができます。
また、イベント主催者からは、参加者に報酬が支払われることもあります。報酬は、イベント参加者の数やゴミの量、地域の状況によって異なりますが、一般的には現金や商品券、地域特産品などが支払われることがあります。
ゴミ拾いイベントに参加することで、地域貢献に加えて、健康維持やリフレッシュ効果も得られることがあります。また、地域の人々との交流も深められるため、地域コミュニティの発展にもつながるでしょう。
地域のゴミ拾いイベントに参加するには、自治体やNPO団体のウェブサイトや広報誌、または地域の掲示板などで募集を確認し、参加申し込みをする必要があります。
【厳選4】ゴミ袋の回収・処分業者として働く
この方法は、比較的安定した収入を得ることができます。
自治体や企業は、ゴミの回収や処分を外部業者に委託することが多く、その業者はアルバイトやパートとして募集を行っています。
応募するにあたっては、運転免許証やトラック運転の経験など、一定の条件が必要になることがあります。また、ゴミの収集や処分は体力的にも負担が大きいため、健康状態にも注意が必要です。
ただし、ゴミ袋の回収・処分業者は一定のライセンスを取得する必要がある場合があるため、その費用や取得までの期間も考慮する必要があります。
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実はお金になるゴミ一覧
- コルク
- ワインボトルのコルクは、リサイクルして新たな製品を作る材料として使用されることがあります。特に、自然コルクはエコフレンドリーなプロジェクトで価値があります。
- 歯磨き粉のチューブ
- アルミニウムやプラスチック製の歯磨き粉のチューブは、特定のリサイクルプログラムで収集され、リサイクルされることがあります。
- 使用済みのコーヒーフィルターやコーヒーかす
- コーヒーフィルターやコーヒーかすは、肥料や園芸用の土壌改良材として再利用されることがあります。また、特定の業者がこれらを収集し、農業分野での再利用を促しています。
- 古い眼鏡やサングラス
- 古い眼鏡やサングラスは、特定の非営利団体やリサイクルプログラムを通じて、必要としている人々に寄付されることがあります。これにより、直接的な収益は得られませんが、社会貢献につながります。
- 廃車のタイヤ
- 廃車のタイヤは、特定のリサイクル施設でプレイグラウンドの床材やアスファルトの補強材など、さまざまな製品に再加工されることがあります。
- 使用済みの調理油
- 使用済みの植物油や食用油は、バイオディーゼル燃料への加工が可能です。特定の回収プログラムでは、これらの油を集めてエネルギー源として利用しています。
- 壊れたクリスマスライト
- 壊れたクリスマスライトは、銅やプラスチックの部分をリサイクルするために、特定の時期にリサイクルプログラムで集められることがあります。
これらのアイテムは、適切な場所に持ち込むか、特定のリサイクルプログラムに参加することで、資源の有効利用に貢献し、場合によっては収益を得ることができます。
【エコリング】では最寄りの店舗に行くことなく、ネット上で宅配キットを申し込んで発送するだけで収益を産むことも可能です。
ゴミ拾いで稼ぐために必要な資格
・ゴミ袋の回収・処分業者として働くための資格 ：
ゴミ収集運搬業者として働くためには、大型自動車免許や普通自動車免許などの運転免許が必要です。また、各自治体によっては、特定の資格を持っていることが必要な場合もあります。
・ゴミをリサイクルするための資格：
リサイクル業者として働くためには、リサイクル関連の資格が必要な場合があります。
例えば、一般廃棄物処理施設管理士や特定産業廃棄物収集運搬業者等資格などがあります。
・地域のゴミ拾いイベントに参加するための資格：
特に必要な資格はありませんが、イベント主催者からの指導に従い、安全に活動するための注意点を学んでおくことが望ましいでしょう。
・レアなゴミを収集して販売するための資格 ：
特に必要な資格はありませんが、古物商の免許を取得しておくことで、販売する際に問題が生じることを防ぐことができます。
また、コインや切手などに特化した知識を持つことも、収益を最大化するために役立つかもしれません。
ゴミ拾いを学べる場所
・地域のゴミ拾いイベント ：
自治体やNPO団体が主催するゴミ拾いイベントに参加することで、ゴミ拾いの方法や意義を学ぶことができます。
・環境学習施設 ：
環境学習施設では、ゴミの種類や分別方法、リサイクルについて学ぶことができます。
・自然保護団体の活動：
自然保護団体の活動に参加することで、自然環境や生態系を保護するためにゴミ拾いを行うことがあります。
・海岸清掃活動：
海岸清掃活動に参加することで、海洋汚染やマイクロプラスチックの問題について学びながら、ゴミ拾いを行うことができます。
これらの場所や環境に参加することで、ゴミ拾いについての知識や技術を身に付けることができます。また、ゴミ拾いを通じて、環境問題についての意識を高めることもできます。
まとめ
ゴミ拾いで稼ぐ方法は意外に多く、地域の綺麗な環境を維持することで自分自身も収益を得ることができます。
ぜひ、今回紹介した方法を参考にして、自分に合った方法を見つけてみてください。
地球環境のためにも、ゴミ拾いに取り組んでみましょう！
